引っ越しのご挨拶で持っていく品物の相場はいくらぐらい?

ご挨拶の品物生活
この記事は約4分で読めます。

引っ越しをすると、お隣りや町会、またマンションなら下の階の人に引っ越してきたご挨拶が必要ですよね。でもご挨拶に行くのに手ぶらで行くわけにはいきませんよね。やはり何かご挨拶の品物を持ってお伺いするのが礼儀です。では引っ越しのご挨拶には金額はいくらぐらいでどのようなものを持っていけばいいのでしょうか?

スポンサーリンク

引っ越しの挨拶で渡す品物の相場はどれくらい?

商品を選ぶ女性

結論からいえば、一般的には1軒あたり500円程度のもので構いません。

ただ何軒ぐらいにご挨拶に行けばいいのかは、引っ越し先の慣例や風習によって異なりますので、先に不動産屋さんで確認しておいた方がいいですね。というのも、我が家の地域では隣組というものがあり、引っ越しのご挨拶は隣組全員(全30軒)にしないといけないということが慣例化しているからです。このように多くの家にご挨拶に行かなければならない場合には、出費を抑えるためにも相場より少し金額を下げてもいいですね。

例えば定番の白いタオルなら1つ100円~200円くらいでも買えますし、引っ越しのご挨拶用の「のし付きセット」なども売っています。多くの家にご挨拶する必要がある場合には、交渉するともっと安く買えるかもしれませんね。

ただ、引っ越し先が新興住宅地みたいなところだと若いファミリーが中心なので、白いタオルだと印象が悪くなるとまではいいませんが、しょぼいもの持ってきたと思われるかもしれません。もし、挨拶は両隣だけでいいのなら、多少奮発して1軒あたり1,000円くらいのものでもいいかもしれませんね。

スポンサーリンク

引っ越しの挨拶の品物はどこで買えばいい?

日用品売り場

引っ越しのご挨拶に何を持っていくかにもよりますが、日用品や消耗品などを持っていく人が多いです。私の場合は用意した引っ越し挨拶の品物は「ラップ」と「ゴミ袋」だったのですが、その品物を引っ越し前のところで買って持っていくか、または引っ越し先で買ったほうがいいのか悩ましいですよね。

結論からいえば、荷物になりますが引っ越す前の場所で買って持って行った方がいいです。もし引っ越し先が都心部ならいろいろなお店がありますが、郊外ならお店が少ないのでみんな同じ店で買った同じものを持っていっているということにもなりかねません。

通販を使って商品を買うこともできますが、この場合も引っ越し前の住所で受け取る方が確実です。というのも引っ越し先で受け取る場合には、配達時に在宅していなければならず、また配達業者によっては「なりすまし」を防ぐために住所登録の手続きをされる前には配達してもらえない場合もあるんですよ。

また忘れがちなのが「のし紙」です。これは買ったお店でサービスでやってくれる場合はいいのですが、安価な商品や箱に入っていないもの、数が多い場合には断られることもあります。のし紙は絶対ないとダメというものではありませんが、せっかく引っ越しのご挨拶に行くのですから、自分の苗字を早く覚えてもらうためにもあったほうがいいですよね。もしお店でのし紙を付けてもらえない場合には、文房具店や100円ショップでのし紙を買ってきて「御挨拶 (自分の苗字)」手書きをするか、パソコンで名前を打ってプリントアウトして、品物にセロファンテープで貼りつければ大丈夫ですよ。「のし紙」は「結び切り」ではなく「蝶結び」のものを使ってくださいね。

スポンサーリンク

お引越しのご挨拶のまとめ

玄関から出てくる女性

引っ越しの挨拶に渡す品物の相場は500円くらいが相場です。ただご挨拶に回らなければならない軒数が多い場合や両隣の2軒だけでいい場合には金額を調整しても大丈夫です。またできれば「のし紙」を付けて、自分のことを覚えてもらうようにしましょう。

かつては「向こう3軒両隣」といって、引っ越し先の両隣りとお向かいの3軒にご挨拶に行くのが礼儀とされていましたが、最近ではマンションなどの集合住宅が多くなり、そういった風習を知らない人も多くいるでしょう。ただ引っ越しのときにご挨拶に行って自分のことを知ってもらっておけば、日常的に知らないことを教えてもらえたり、万一の緊急時にはいろいろとお世話になることもありますよね。

またマンションなどの集合住宅では騒音の問題がよく起こりますので、そのときにも引っ越した時にご挨拶に行っていた場合よりも行っていなかった場合の方が問題が大きくなりがちです。集合住宅の場合でも面倒がらず、必ず両隣と階下の人(できれば上階の人にも)には引っ込しのご挨拶をしておきましょうね。