お金を渡すほどでもないけれど、ちょっとしたお祝いやプレゼントなどで渡せる「図書カード」。特に渡す相手が子供や学生なら商品券を渡すよりも気軽に使えますよね。
そんな図書カードが数年前から進化しているというのは知っていましたか?
私が子供の頃は、その図書カードの前の「図書券」と呼ばれる商品券のようなものでしたが、それが「図書カード」というテレフォンカードのような形状のようなものに変わり、さらに今では「図書カードnext」というものに進化しているんですよ。
そんな現在の「図書カードnext」についてお話ししますね。
図書カードnextのQRコードはスマホで使える?
図書カードって、本を買う際にレジで差し出して、店員さんがそれをレジに通すと、使った金額の分だけ図書カードにパンチ穴が開く感じですよね。そして残高もよくわからず、だいたいで使っていましたよね。今の「図書カードnext」は、もうこんなことをしていないんですよね。
図書カードnextは2016年ごろから実装されたもので、裏面に表示されているQRコードを読み取って買ったものの代金を支払います。確かに、今では「〇〇ペイ」の例を出すまでもなく、QRコード決済もだいぶ浸透をしてきているので、こっちの方がパンチ穴を開けるよりも使いやすそうですよね。
図書カードって結構おしゃれで可愛いデザインのものも多く、そのまま取っておいたという人も多いのではないでしょうか?そんな図書カードにパンチ穴が空いていると、デザイン的にもちょっと寂しいですよね。でも今の図書カードnext」なら、QRコード決済なので、パンチ穴を開ける必要がなくなったんですね。おしゃれで可愛いカードも、穴の開いていないそのままの状態で残すことができます。
さらに便利なのが、今までの図書カードはパンチ穴を目安にだいたいの残高しかわからなかったものが、QRコードで決済をすることで、いろいろな管理をすることができるようになったんですね。その方法も簡単で、図書カードnextの裏面に記載をされているID番号をスマホに入力するだけで。自分で図書カードnextの残高や、購入したものの履歴まで知ることができるんですよ。
これを利用すれば図書カードを使って買おうとしたものが、残高が足りなくて慌てることもないですし、今まで買った本を記録できるので、うっかり前に買った書籍と同じものを買わずにすみますよね。
本をよく買うのであれば、プレゼントではなく自分で日常的に図書カードnextを使えば、スマホでも管理ができるので、その都度お財布から現金を出して買うよりもいいかもしれませんね。
図書カードnextで電子書籍は買える?
では、図書カードnextで今流行りの電子書籍は買うことができるのでしょうか?
結論から言えば、全てではありませんが一部の電子書籍は買うことができます。図書カードnextで電子書籍が扱えるのは、いまのところ紀伊国屋のWEBストアとhontoと呼ばれるサイトだけなんですね。つまり現在の電子書籍の主流地なっているkindleや楽天booksなどの電子書籍サイトでは、まだ使えないんです。
図書カードnextを使って電子書籍を買えるのは嬉しいですが、使用場所が限られているのでもう少し購入できる場所を増やしてほしいところですよね。ただ今後は電子書籍が一般的にも広がってきていますので図書カードnextに対応できるサイトは増えていくのではないでしょうか。
ご自身の用途に合わせてうまく図書カードnextを使ってくださいね!
図書カードnextのまとめ
図書カードは我々おじさん世代の「図書券」から知らない間にで大きく進化しているんです。この便利な図書カードnextを使って「活字離れ」と言われている若い人が、本に慣れ親しんでくれるのなら嬉しいことですよね。
親戚や友人、とくに若い人に「何か現金以外で簡単お祝いやプレゼントを」と考えている人は、商品券やQUOカードに図書カードnextも選択肢に入れてみてくださいね。