子育ては2人目でもイライラするんです!私の気付いたことと解消方法

育児
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私には2人の子供がいます。

とにかく子育てってイライラすることが多いですよね。特に私が困ったのが2人目の子供のときです。

上の子が3歳の時に2人目の子供が産まれました。すでに1人目の子供の育児経験があるので、

2人目は大丈夫だと思っていたのですが、いざ2人目が産まれると1人目の時にはなかった

イライラが出てきたんです。

 

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2人目の子育てが増えるとイライラは3倍以上!

1人目の時は、初めての事だらけだった育児なので、1つ1つ目の前に起こることを、

まるでノルマをこなす会社員のときのように、ただただ一生懸命に毎日の育児に明け暮れていました。

 

私の夫は転勤族で親から遠く離れてしまっていて、手伝いに来てもらうことが難しかったので、

少し悩むことがあれば、公民館の育児イベントに参加してみたり、学生時代の友達に電話やメールで

連絡したりしていました。もちろん夫にも相談していましたよ。

今思えば、私は誰かと話をする事で小さな不安や不満、ストレスを解消していたのかもしれません。

 

そして2人目が産まれて、2人目の育児がスタートしました。

すると、子供が1人だけの時よりも上手くいかないことが、2倍どころか3倍にも4倍にも

感じる日もあるようになりました。

私は、誰かに話すこと以外には、自分なりのストレス発散の仕方を身に着けていなかったために、

2人の育児によるストレスがどんどん大きくなっていくのが自分でも感じるようになりました。

子供が1人増えただけなのに、こんなに辛いなんて…。

 

でも、2人目も健康に産まれてきてくれたから、それだけでも感謝しなきゃね、

親の私が心に余裕をもって、どっしり構えないとダメだよね、と頭では嫌なくらい分かっているのに、

行動が全く伴わなかったんです。ついつい子どもにきつく叱ってしまう、私の心から余裕がなくなり、

日ごとに溜まっていくのはストレスと自己嫌悪、そんな苦しい日々が続いていました。

 

そんな私がイライラを解消し、自分らしい姿でいられることができる方法がありました。

私は結婚してからも子供が産まれるまで仕事をしていました。

仕事が大好きでした。キツイこともたくさんあったけど、頑張れば結果がついてくるし、

評価もされる。何より、自分が自分らしく過ごせる時間だったからです。

なぜそれがイライラの解消に結び付いたかは、あとでしっかりとお話しします。

 

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イライラの原因はなに?まず自分の気持ちと向き合いましょう

私は、子どもが幼稚園や学校に行くようなったときに苦労しないようにと、上の子が幼い時から

タイムスケジュールを管理してあげたいという気持ちを強く持っていたんですね。

そのため、上の子が幼稚園から帰宅すると、宿題、夕ご飯、お風呂、歯磨き、絵本の読み聞かせなど

なるべく時間通りに進めようとしていました。

でも、下の子の世話をしながら、上の子の世話も同時進行で行わなければならなくなったので、

上の子のスケジュールが時間通りに進まず、夜の寝かしつけたい時間になっても、

終わっていないことが多くてイライラしていました。

 

上の子を早く寝かしつけをするためには、もっと1つ1つを早くスピーディーにしなければと、

私がそんな気持ちだったからか、子供がお茶をこぼしてしまったり、トイレに間に合わずに

床でおしっこをしてしまったり、幼稚園で疲れてきたのか夕方に寝てしまったりと、

予想していなかったことが起こると、どんどん私の気持ちから余裕がなくなっていき、

最終的には感情的になって子供を怒っていました。

 

さすがに、これではいけないと、育児の本を読んだり、ネットで情報を検索したりしていました。

そこに書かれていた共通のことは

  • 叱ったり怒るのは、怪我をしたり命にかかわるときだけにしなさい。
  • 普段の生活では子供を怒ったり叱ったりすることは必要ではない。
  • 必要なのは、その子が困らないように教え伝えてあげることである。
  • また、自分で考える力を身に着けてもらうには、親の考えを強要しないこと。
  • 親は子供に毎日100%を求めず、1年間トータルで70%できていれば充分。

というようなことでした。

 

それを見て思ったのは・・・

  • 私は、何のためにイライラして怒っていたのだろう?
  • 私のやってきたことは子供のためになっていないことばかりなの?
  • 子供を悲しませたり辛い気持ちにさせたりしてしまっていただけなの?

私の気持ちは、自己嫌悪に落ち込んでしまいました。

それと同時に、まずは自分の気の持ち方を変えていかなければならない、いや変えるべきなんだ

猛烈に強く感じました。

 

そんな時、ふと思い出したのが、かつて私には子どもを持てたとき「どんな親になりたいか」

という目標というか夢があったんです。

 

それは、子供が大きくなった時に、自分の経験してきた仕事の話を、楽しいこともキツイことも、

イキイキと子供に話し聞かせたい。そしていつか子供に、少しでも「あんな母みたいに仕事をしてみたい」

と言ってもらえたら嬉しいな…。私はそんなことを夫に話したことがあったんです。

 

私は、自分の中で我慢していた気持ちがあったことに気付きました。

自分も子供ができる前のように仕事をして、働く人と対等な関係でいたい。

それを子供にも見せたい、そんな私なりの母親の姿の理想像があったんです。

 

最初は、そんなことを思っていても無理だと諦めていました。

でも、諦めてしまうと今と何も変わらないので、とにかく自分から変わらないとと思い、

ネットや市の図書館・体育館などで、ママでも出来る仕事やボランティア、託児付きのセミナー

そんなものを探し始めました。

 

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子育てに疲れないためにも外出してやりたいことを

たとえば子供と一緒に、家の近所や公園などをお散歩するだけでも、リフレッシュになるので

親のストレスは発散することができるだろうと思います。子供と一緒にお出かけすると、

新しい発見があったり、子供の成長を間近に感じたりすることができますよね。

 

私の場合は、それに加えて「何か人の役に立ちたい」という気持ちも強く持っていたんです。

 

いきなり仕事は無理だとしても、ボランティアやセミナーなどの活動ををいろいろ探し始めて

1カ月ほど過ぎたとき、自分の気になっていた「食育」のセミナーが見つかったり、

ママでも参加できる講座を見つけたりと、自宅中心に過ごす育児一色の生活に変化が出てきました。

 

実際にセミナーなどに参加する時は、子供を連れての移動。いつグズり出すか分からないので、

電車やバスなどの公共交通機関を利用するときは、毎回ヒヤヒヤしていました。

だけど、無事にセミナーを終えて自宅に帰宅した時は、疲労感と同時に充実感で満たされていました。

 

特に託児施設のあるセミナーに行ったときには、主催者の方から

「子連れで始まる時間前にきちんと来られるなんて、イレギュラーが起こるかもしれないのに、

時間を逆算してよく来られましたね!」

と、褒めてもらったこともありました。本当に些細なことでも、褒められると嬉しいものです。

 

確かに育児中のママ達は、家事に育児にと、いくら頑張っても、褒めてもらえる機会は少ないです。

いや、それどころか、ほとんどない、といっても過言ではないかもしれません。

だから、初めての育児に不安になり、自信をなくしてしまい、これでいいのだろうか、と

そんなことを考え出してストレスが溜まります。ストレスがたまるとイライラすることも増えます。

まさに負の連鎖そのものに陥ってしまう、ということなんです。

特に私のような転勤族の場合には、身近に相談できる人が限られた少数の人になってしまうため、

相談したくても相談できない、といった追い詰められた気持ちになる人がいるかもしれません。

 

イライラするのは子供が1人目でも2人目でも、またそれ以上になっても変わりありません。

私のように1人目よりも2人目が産まれたことにとって、ストレス・イライラが2倍以上に

なる人もいるでしょう。とはいえストレス発散で自分の時間を作りたくても、子供が中心の生活で、

親がストレスを発散するのは、なかなか難しいのも事実です。

 

だけど、育児を諦めないでほしいです。諦めてしまったら全てがそこで終わってしまいます。

もし誰に褒められることがなかったとしても(夫ぐらいには褒めてほしいところですが)

あなたの子供は、ちゃんとあなたの姿を見ているんですよ。

 

私は、ボランティアやセミナーに参加するという行動を1つずつ自分のペースで続けていきました。

すると、子供からこんな言葉をかけられました

 

「ママ、頑張ってね。僕も幼稚園で頑張ってくるからね」

「ママがお仕事に行くとき、また僕も連れて行ってね」

私のことを見てくれている人が、こんなにも近くにいたんです!

 

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子育てのイライラを解消するためには・・・

 

育児とは、狭い範囲で過ごすことと考えている人が多いのではないでしょうか。

確かに子供を連れて外へ出るのは、いつグズるか分からない、おむつ替えなどの場所や

ベビーカーなど荷物も多くて、子供を連れての移動するは、何かと気が重いものです。

 

公園でも、仕事や学校とは違い、皆一緒に今日からスタートというわけではないので、

すでにグループが出来ていたりすると、その中に入っていくのは勇気がいることでしょう。

 

でも、そこで何もせずに諦めてしまったら、本当に色々な出会いや機会を逃してしまう

ことになってしまうのではないでしょうか?また自分のやりたいことに蓋をしてしまい、

さらにイライラやストレスが溜まってしまうのではないでしょうか?

 

最初は、何を始めるにしても勇気がいることなのは間違いありません。

でも、勇気を出して自分で何か行動をすることで、成功すれば大きな自信になりますし、

もし失敗しても諦めてしまわずに、次に同じ失敗をしなければいいだけのことなんです。

 

私は、人や社会と繋がりたいという欲求が強かったので、ネットで「ママ」「ボランティア」

「セミナー」「講座」などで探して、都合のつくものがあれば積極的に出かけていました。

子育てのセミナーなら、同じ悩みをもったママも多く来られます。そんな人たちと話すことで

今では、気軽に連絡したり、たまには子供を一緒に遊ばせたりすることもあります。

 

子供を連れていくのは、近所の公園でもスーパーなどでも、私のように少し離れたところへ

出かけていくのでも、そんな場所なんてどこだっていいんです。

重要なのは「親が行きたいところへ子供を連れていく」ということなんです。

子供は大切に育てなければなりませんが、親が子供に媚びる必要はありません。

 

まず親の自分が動き出せば、子供にいろいろな人とコミュニケーションを取らせたり、

社会のルールを教えることもできるので、自分の気になる場所や人のところへ

少しの勇気を出して、まずは一歩足を踏み出してみてくださいね。