3歳になると、子供の幼稚園について考えるようになりますよね。
まずは「どこの幼稚園に通わせようか」というところが最初のスタートです。
子育ての悩み!最初は子供の幼稚園を考えているとき
私も「子供にはどのような幼稚園がいいのか?」いろいろと考えました。
幼稚園は、園によってカリキュラムも違えば、雰囲気も全然違います。
勉強に力を入れているところもあれば、のびのび系の雰囲気の幼稚園もあります。
どの園が子供に合うかは、実際に入園してみないと分からないところもありますが、
庭園開放や見学会などを行なっている幼稚園がほとんどですので、そのような機会を
利用して事前に園の方針や雰囲気を実際に見ておくことは、とても重要なことです。
私の周りでは、早い人なら子供が1歳になったころから実際に幼稚園を見て回ったり、
支援センターや児童館などで情報収集を始める人もいるんですよ。
子供をどこの幼稚園に行かせるかが悩んで決めて、願書を出し終えてしまうと、
今度はは幼稚園に入園した子供に対して、いろいろと悩みが出てくると思います。
うちの子は保育園に行かせていなかったので、幼稚園が初めての集団生活です。
- 初めてのママと離れて過ごす子供は大丈夫だろうか?
- 幼稚園に上手くなじめるだろうか?
- お友達と仲良くできるのだろうか?
毎日そんなことばかり考えてしまい、私も夫も子供の幼稚園生活が心配で不安でした。
まだ入ってもいない幼稚園の姿を想像しても仕方ないんですけど、時間があるときには
ついつい子供の姿を見ながら、そんなことを考えてしまっていました。
きっと入園前に私たちのような心配や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
子育ての悩み!子供を実際に幼稚園に通わせ始めると
そんな私の心配や不安は、ほとんどが杞憂、つまり現実には起こりませんでした。
うちの子は幼稚園の送迎バスで通園していたので、引率する先生や同じ送迎バスに乗る子供を
送り迎えをするパパやママと毎日顔を合わせていると、いつの間にか自然に仲良く話すことが
できるようになりました。
私の悩みや心配というのは、幼稚園の子供を持つ親なら、みんな同じ悩みや心配なんですね。
「うちでは入園前にこんなことをしていた」とか
「うちの子は幼稚園に入るまでこんなこともできなかったよ」などと、
送迎バスを見送った後も、時間があるときには育児の話もすることができました。
時には上の子がいる家庭の人から「こんなことをすればいいよ」と具体的なアドバイスを
もらえることもありました。
ただ幼稚園に通わせるようになるとになると、朝が大変です。
送迎バスがやってくる時間は決まっています。
ただでさえ時間がないところに、子供が「今日は幼稚園に行きたくない!」と泣かれると、
親のほうが泣きたくなってしまいますよね。
それが1日だけならまだしも、毎日続くとイライラして叱ってしまうこともよくありました。
子供にとっては、幼稚園という初めての集団生活をする環境です。
今までずっと一緒に過ごしていたママもいません。
もっとも保育園の経験がある子供なら、もっと小さい時からママと離れていたので
慣れているのかもしれませんが、うちの子のように幼稚園で初めてママと離れる子は、
多少の個人差はあるものの、ママがいない環境に慣れるまで時間がかかります。
ここは親のほうも焦らず、あわてず、我慢しなければならないときです。
うちの子も幼稚園に入園してしばらくは泣きながら幼稚園に通っていました。
朝は毎日のように幼稚園のバスに乗る時に「行きたくない!」と大騒ぎしてグズっていましたが、
幼稚園に通いだして数週間後には、朝に幼稚園のバスがやってくるとニコニコと笑うように
変わっていきました。幼稚園から帰ってくると、ニコニコしながらバスから降りてきます。
この姿を見て、子供は幼稚園を楽しんで行っていることが分かり、私たちの心配も不安も
少しずつ減っていくようになっていきました。
子育ての不安!偏食の多い子供のお弁当を作る悩み
幼稚園では給食のあるところと、給食がなくてお弁当を持っていくところがあります。
うちの子が通っていた幼稚園はお弁当が必要でした。
私も最初は給食のほうが手間がかからなくていいと思っていたのですが、とにかく偏食の多い子で
給食を残して怒られるのも可哀そうだと思い、お弁当の幼稚園に通わせるようにしました。
とはいえ、お弁当を作るのは本当に悩みました。
嫌いなものをお弁当に入れても、結局は食べずに残してきてしまうので、うちの子のお弁当は
好きな物だけをいれることになってしまい、毎日同じようなものばかりでした。
もちろん栄養が偏ってしまっているのは分かっていますが、
「全ての栄養素をお弁当で摂る必要はない。朝夕の食事で不足分を補えばいいだけのこと」
と割り切って考えていました。
子供のお弁当といえば「キャラ弁」を思い浮かべるのではないでしょうか?
私も子供に少しでもご飯の時間が楽しく、また喜んでもらいたくて、キャラ弁を作る練習を
したことがあります。でも、ある時から幼稚園でキャラ弁そのものが禁止になりました。
その理由は、キャラ弁は「見た目重視」で栄養が偏ってしまう、時間をかけて作るので衛生面が心配
(キャラ弁を作るには時間がかかるので、次の日のお弁当を前の日に作る人もいるそうです)、
キャラ弁でない子供が仲間外れの原因になるということでした。
毎日幼稚園のバスの送迎で顔をあわせる人に聞いてみても、普段は給食でイベントのときだけお弁当を
持っていくだけのところでも「キャラ弁禁止」の保育園や幼稚園は多いようですよ。
せっかく作ったお弁当は、親としては完食をしてほしいと思いますよね。
朝の時間のない中でいろいろと考えて作ったお弁当を残して帰ってくると、
「食べられなかったんだからしょうがないな」と思いつつ、やっぱり気分が落ち込んでしまいます。
うちのように子供が偏食だったり、食の細い子もいるでしょう。
そんな子供のお弁当は「まずは完食できるもの・食べられる量にすること」が重要です。
そして完食していれば「今日はお弁当を残さず食べたんだね。頑張ったね」と褒めてあげましょう。
たったそれだけで子供に完食できた達成感がわき、明日も完食できるように頑張って食べよう、と
子供の意識が変わってきますよ。
子育ての悩み!幼稚園で友達にケガをさせないか
幼稚園に通い始めると、子供にお友達ができるか?と心配になると思います。
もちろん私もお友達ができるかという心配はありましたが、それ以上に相手にケガをさせたり、
ケンカなどのトラブルを起こしてしまわないか、という不安もありました。
うちの子は、支援センターや児童館に連れていっていたこともあったのですが、
そのときには、同じくらいの年齢の子と、おもちゃの取り合いになってしまうと
相手に譲るということができませんでした。
3歳くらいの子では、自分の思い通りにならないと、いきなり相手を叩いたり、
突き飛ばしたり、物を投げつけたり、噛みついたりすることも考えられなくありません。
逆に、うちの子が幼稚園に通い始めた頃にお友達に噛みつかれてしまったことがあります。
先生たちがいろいろと対応してくれましたが、原因はおもちゃの取り合いになってしまって、
噛まれてしまったそうです。それまでにも、おもちゃの取り合いをして、うちの子がお友達に
譲るということができず、ケンカになったことがあったようです。
今回もうちの子がおもちゃを譲らなかったために、お友達が噛みついてしまったのでは?と
先生の話を聞きながら思いました。
うちの子は「偏食が多いので私が子供を甘やかし過ぎてしまっていたのかもしれないな」
「もっと早く同じ世代の子と遊ばせる機会を作って集団生活に慣れさせておくべきだったんだな」
と遅ればせながら反省をしたできごとでした。
子育ての悩み!幼稚園に入った前後に感じたことのまとめ
幼稚園に入った頃は、子供だけでなくママもパパも心配や不安でいっぱいです。
でも最初のうちこそ、初めての集団生活、初めて親から離れた新しい環境なので、
子供がなじめるだろうか?お友達ができるだろうか?ケンカして相手にケガをさせないだろうか?
などと、いろいろなことを考えて不安にることもありましたが、その悩みは子供が新しい環境に
慣れてしまうまでの、ほんの短い期間だけのことでした。
最初は幼稚園に行きたくないと泣いていた子供も、だんだんと環境の変化に馴染んで、慣れていき、
幼稚園が楽しい場所になっていきます。
子供が幼稚園に通園するようになると、保育を幼稚園の先生に任せることによって、
親も改めて子育てについて考える時間ができ、また子供も親以外の先生やお友達と接することで
社会経験を学ぶので、親も子も共に成長していくことができるのではないでしょうか?