子育ての悩み!1人っ子は良くない?兄弟姉妹がいるほうがいい?

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1人っ子は今に限ったことではありませんが、最近は晩婚化や社会情勢の影響などで

一段と1人っ子の家庭が増えてきています。

1人っ子というと、世間では「わがまま」「甘えん坊」と言うイメージや「かわいそう」と

見られてしまう傾向が、まだまだあります。本当にその通りなのでしょうか?

 

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子育ての悩み!1人っ子は良くない?兄弟姉妹がいるほうがいい?

私は必ずしも兄弟姉妹が必要だと思っていません。

1人っ子にせよ、兄弟姉妹がいるにせよ、どちらも良いこと、悪いことがあるからです。

うちの子供は現在1人っ子です。

2人目は、こればかりは神様からの授かりものなので、今後のことはわかりません。

私も夫も特に1人っ子に対して何とも思わないのですが、子供が1歳を過ぎた頃から

「2人目はどうするの?」とか「1人だと可哀想だよ」と、周りの人に言われることが多いですね。

 

もちろん悪意や偏見ということではないのでしょうが、特に気にせずに1人目がいるので、

自然と「2人目は?」と聞いてしまっているのでしょうね。

 

本当に1人っ子だと子供がかわいそうなんだろうか?と、考える人もいると思います。

では1人っ子のメリット、デメリットとは何なのでしょうか?

メリットは、両親の愛情を独占することができることでしょう。

逆にデメリットは兄弟姉妹がいないため、一緒に遊んだり、兄弟ケンカをしたりという経験や

もっと大きくなれば親に相談できないことを家の中では相談できる人がいません。

ただそれは友達だったり、近くに親戚がいれば従兄弟いとこ(従姉妹)とでもできないことはありません。

 

実は私も1人っ子なのですが、おおらかでマイペースと言われることが多いですね。

これは兄弟姉妹がいないために、家庭で争う必要がないからだと自己分析しています。

ただ子供のときに兄弟姉妹でお菓子などの食べ物を取りあったりすることがないので、

幼いころから人と競争することは得意ではないことはデメリットになるかもしれません。

 

一般的に1人っ子は「わがまま」「甘えん坊」と言われがちですが、それは兄弟姉妹と関係なく

親の育て方やしつけで変わってきます。

兄弟姉妹がいても、わがままの子はわがままに育ってしまいますよね。

つまり「1人っ子は」という表現が、全ての1人っ子にあてはまるわけではありません。

これは、あくまで世間が勝手に作りだしたイメージで、別に気にする必要はなんてないんです。

結局は兄弟姉妹がいても、いなくても「その子をどのように育てるか」によって、

子供の性格なんて変わってくるものですから。

 

1人っ子だと、上手くコミュニケーションが取れるのか不安になる人もいますよね。

幼稚園に入園すると「お友達ができるか?」「うまくやっていけるか?」と心配する人もいるでしょう。

ただ幼稚園に入ると、兄弟姉妹より周りの子と接することが多くなるので、友達は自然にできます。

またバス送迎なら、近所から通う同じぐらいの年齢の子供と一緒に通園するので「幼稚園に入ったから」

ということだけで「友達ができないのでは?」というのは考えすぎですよ。

うちの子が幼稚園のときも、子供は楽しそうに毎日通っていましたよ。

もともとニコニコしていて、愛想の良い子だったので幼稚園に馴染むのも早かったです。

コミュニケーションについても、1人っ子だから、兄弟姉妹がいるからという判断ではなく、

個々の子供の性格が大きく関わってくるので、兄弟姉妹がいなくても心配することはありません。

 

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子育ての悩み!1人っ子はわがまま?それとも・・・

よくスーパーの売り場などで「買って!」と大泣きしてみたり、床に寝転んで泣き叫ぶ子供を

見かけたことがありますよね。いわゆる「ダダをこねる」という行為ですね。

うちの子もよくやっていましたが、これは1人っ子に限ったことではありません。

子供を育てている親は、必ずと言っていいほど経験することだと思います。

子供にこれをやられると、周りの目も気になるし、恥ずかしいし、迷惑をかけるし、

だんだん自分もイライラしてきてしまいますよね。

 

ただ子供がダダをこねたり、わがままな行動をするのには1人っ子や兄弟姉妹がいるということは

全く関係なく、なにかの理由があります。

自分が頑張っている姿を認めてもらいたいとき、親の関心を引きたいとき、自分の言い分が通らないとき、

また疲れていたり・眠い時にそんな行動を取ることが多いです。

うちの子も幼稚園に行き始めたころは、環境の変化からか眠いときに泣いたり、グズったりしていました。

 

その場にいる親は大変ですが、他の人に迷惑をかけているときは、グズる子供を叱って公衆道徳を教える

という意味では教育的に重要なことですが、それだけではなく子供の話も聞いてあげてください。

子供がわがままを言う時には、子供が何かの意思表示をしているときなので、叱りつけているだけでは、

また同じことの繰り返しになってしまいますよ。

 

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子育ての悩み!実は4歳の育児は3歳のときより大変なことも

 

子育ては4歳までが大変と言われています。でも4歳で急に楽になるか、というとそうではありません。

逆に4歳になると手がかかることもあるんですよ。

イヤイヤ期が終わり、話す言葉も増えて、親を始め自分以外の人とコミュニケーションが取れ、

自分の意思もしっかりしてくるのが4歳児です。

逆に言えば、自分の主張(「」ですね)がでてきて、それを通そうとするあまり、

自分なりの「こだわり」も強くなってくる時期ともいえるんです。

 

例えば、いままでできていたことが急に「できない」と言い出したり、

自分で決めた服以外は絶対に着なくなったり、

欲しいものを買ってもらおうと強引に押し通すようにもなってきます。

とにかく自分の思い通りにならないと泣き叫んだりしたりして、

4歳児のほうが3歳児より手がかかることが多くなり、親は大変な時期になるんです。

これは1人っ子だけではなく、どの子供にも必ずと言っていいほど起こる現象です。

 

≫「4歳の壁」に関する記事はこちら ≪

 

これは子供のわがままに似ていなくもないんですが、ただ決定的に違うのは

「自分の思い通りにならないと、とにかく拒否を続ける」ということです。

親が言い聞かせようとするだけでは、全く聞く耳を持ちません。

 

先ほどの例にも出しましたが、着替えもに日によって着たくない服があるらしく、

朝から「これは着たくない!」と泣き叫んで、絶対にその服は着ようとはしません。

親としては思わず感情的になって叱りつけそうになりますが、「何で着たくないのか?」と

子供の話を聞くと、子供は「どうしてその服がイヤなのか」という理由を話してくれます。

 

この「こだわり」の理由は大人からすると他愛のないどうでもいいことだったりするんですが、

子供の話を聞かなければ「何がイヤなのか」「どうしたいのか」を知ることができません。

親も人間なので、子供がイヤがる原因がわからずに、つい感情的になりそうなこともありますが、

子供なりに何らかの思いがあってイヤがっていることが多いので、頭ごなしに叱りつけないよう

注意しなければなりませんよね。

 

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子育ての悩み!1人っ子の性格は育て方で決まる

世間のイメージから1人っ子は「わがまま」「甘えん坊」などと言われがちです。

でも実際には兄弟姉妹がいることよりも、親の育て方で子供の性格は変わってきます。

わがままな行動をする時期もあったり、4歳児で多くみられる「4歳の壁」は、

子育てでは1人っ子だけではなく、みんなが通る道、逆に言えば避けて通ることのできない道です。

そのようなときの子供への教育方法、つまり親の育て方やしつけ方で、子供の性格は変わってくるので、

「1人っ子だから」という世間の先入観にとらわれず、子供を育ててあげてくださいね。