電子レンジの掃除や焦げを手早く落とす方法!重曹とみかんがお役立ち!!

掃除
この記事は約4分で読めます。

普段は気付きにくいですが、電子レンジの中を見てビックリ!

思った以上に汚れやコゲがこびりついていますよね。

汚れやコゲをそのままにしておくと、電子レンジの機能に影響が出たり、悪臭が発生したりと、

いろいろな悪影響が起こってしまいます。

たとえば電子レンジの加熱効果が落ちて、温めるのに時間がかかって無駄な電気代がかかったり、

あまりにも汚れがひどくなると、レンジそのものが故障する原因にもなります。

 

では電子レンジって、どのように掃除すればいいのでしょうか?

実は家庭にあるもので簡単に掃除することができるんですよ。

 

スポンサーリンク

電子レンジを 重曹 で掃除してみよう!

まずは「重曹」を使ったお掃除方法です。

電子レンジの汚れは重曹を含んだ蒸気で落とすことができます。

準備するものは「水」と「重曹」と「耐熱容器」と「布巾ふきん」だけです。

もし重曹が家になければ、ドラッグストアや100円ショップで売っていますよ。

耐熱容器は重曹は食品で使われるぐらい安全なもの(原料は食塩水と二酸化炭素)なので、

いつも使っている食器で充分なのですが、もし「掃除する道具と食器は分けたい」ということなら、

これも100円ショップで一緒に買ってきましょう。

 

さてお掃除の方法は思っているより簡単です。

耐熱容器に、「水を500ml」「重曹を小さじ1杯(約5g)」を入れてよく溶かしておきます。

このときの耐熱容器は、「なるべく底の深いもの」を使いましょう。

底の浅い容器だと加熱したときに、吹きこぼれてしまうことがあります。

その容器を電子レンジの中に入れ、出力を600Wで3分間(500Wなら3分半)加熱するだけです。

 

加熱が終わってもすぐに扉は開けないでくださいね。

沸騰したときの重曹の蒸気が汚れを分解してくれるんです。

そのまま10分~20分ほど、そのまま放置して蒸らしましょう。

 

充分に蒸らし終わったら、あとは布巾で拭き取るだけです。

みるみる布巾に汚れがついていくのがわかりますよ。

もし焦げ付きなどで落ちきれない汚れがあるときには、もう1度、同じことを繰り返すか、

使い古した歯ブラシや、メラミンのスポンジを使って軽くこすってみましょう。

強くこすると傷が付く可能性がありますので、ゆっくりと力を入れないことがポイントです。

こすっても汚れが取れなければ、水に溶かした重曹を歯ブラシやスポンジに付けてこすってみましょう。

 

スポンサーリンク

電子レンジの掃除はみかんでも!

次は「ミカン」を使用する方法です。

食べ終わって捨てるミカンの皮や、傷んで食べられないミカンで構いません。

これをそのままレンジに入れ、600Wで1分半(500Wなら2分間)ほど加熱するだけです。

これでミカンから水蒸気が発生し、その水蒸気が電子レンジの汚れを分解してくれるんです。

あとは重曹のときと全く同じ手順で、内部の汚れを布巾などで拭き取っていきましょう。

 

ミカンの皮には「クエン酸」と同じ成分が含まれています。

またクエン酸だけではなく、油を分解する「リモネン」、

コーティング効果のある「ペクチン」という成分も含まれているので、

ミカンは電子レンジのお掃除にはとても適しているんです。

さらに消臭や芳香の効果もあり、普段はゴミとして捨てているものなので、

とてもエコに掃除ができてしまいますよね。

 

ミカンの代わりに、オレンジやグレープフルーツ、レモンを使ってもいいですよ。

酢酸(お酢)を使っても同じような効果があるのですが、

酢酸を温めると鼻をつくような猛烈なニオイが部屋の中に充満してしまうので、

個人的にはおススメできません。

 

スポンサーリンク

電子レンジの掃除のまとめ

電子レンジの中は普段は気を付けて見る機会が少ないので、

気付いた時には驚くほどの汚れがたまっていることがあります。

汚れをそのままにしておくと、温めなどの機能に影響がでたり、

悪臭の原因、さらには電子レンジそのものが故障してしまうこともあります。

なるべく手軽で安全な重曹やみかんなどを使って掃除するのが望ましいですよね。

みかんなどの柑橘系の果物を使えば、消臭や芳香効果もあるので、オススメです。

電子レンジは外側の汚れだけでなく、定期的に内部の状態も確認し、

汚れていれば掃除して、長く安全に電子レンジを使えるようにしたいですね。