わが家は旦那も私も共働き、しかも旦那の帰りは深夜になることが多いので
家事は子供のお手伝いで本当に助かっています。
娘には幼稚園に入園するより前の3歳ぐらいの頃から、
できそうなことを少しずつ、お手伝いしてもらうようにしてきました。
子供が手伝えそうな家事はドンドン頼む!
私は、娘が小さいうちから、いろいろな家事を見せてきました。
まず最初にやってもらったお手伝いは、3歳ぐらいの時だったでしょうか、
お風呂の栓を抜くお手伝いでした。
はじめのうちは、私が一緒にお風呂場に付き添っていましたが
そのうち娘が「1人で出来る」と言うようになってからは、
自主性を尊重して、1人でお風呂場に行ってもらうようにしました。
実はわが家のお風呂場は、普段から娘が誤って浴槽に落ちてしまわないように、
常に浴槽のフタを閉めてあるので、危険がないようにしてあります。
娘へのお願いの仕方(コツ)は
「お母さんの変わりにやってくれる?」と頼むことです。
例えば
「ごめ~ん。〇〇ちゃん(娘です)、お風呂の栓を抜いてきてくれる?
お母さん、洗い物してて(これは何でもいいのですが)どうしてもできないんだ。
でも、栓を抜かないとお風呂が洗えないでしょ?
お母さんの変わりにやってきてくれるとうれしいな」
こんな感じで頼むと、娘は大体ニコッと笑って「うん、いいよ」と
うれしそうにお風呂場へ行ってくれます。
子どもにお手伝いをしてもらう継続のコツ
このお手伝いを毎日やってもらうにはコツがあります。
娘の「できたよ」「終わったよ」の報告の後は
「ありがとー。すっごい助かった!お母さん、困ってたんだ。うれしい!」と
少し大げさに喜びを表現することです。
この「少し大げさに」というところが重要なポイントですよ。
お手伝いができると、女の子の場合は「お母さんのマネができた」と喜びます。
もし男の子の場合は、お願いするときに「お母さんの変わりに」ではなく、
「お母さんのこと助けてくれる?」とお願いするほうが効果的かも知れませんね。
男の子は小さくても、大好きなお母さんを助けるために、きっとがんばってくれる
のではないでしょうか。
お手伝いできることを増やしていく
娘にはお手伝いしてもらうことをどんどん増やしていきました。
例えば、ハンバーグや餃子のタネを袋に入れて、それをこねてもらうというのも
3歳くらいからやってもらっていました。
幼稚園に入園してからは、一緒にお風呂掃除、ハンディーモップかけ、
食後の片付け、洗濯物をたたむ、なども娘に教えていきました。
お願いするときに気をつけていること
お願いすれば大体なんでも嫌がらずに、お手伝いをしてくれる娘ですが
私がお手伝いをしてもらうときに気をつけていることがいくつかあります。
1つ目は前にも書きましたが、ちゃんと言葉でお礼をいうこと
「ありがとう」「助かったよ」「上手に出来たね」と感謝の気持ちを必ず伝えています。
言葉で伝えることによって、娘も自分が役に立ったこと、ほめてもらえたことがわかり
これからもお手伝いをしたいという積極性が出てきます。
子どもには心の中で思っているだけでは伝わらないので、必ず言葉に出して伝えることです。
2つ目は文句をいわないこと
ハンディ-モップをかけても、ゴミが残っていることがありますが、そんな時は
自分でそっと拭き取って娘には伝えません。
洗濯物も上手にたためない物がありますが、こっそりたたみ直しています。
しっかりしていても、まだまだ子供。なんでもすぐに上手に出来るわけがないですよね。
でも、娘ががんばってお手伝いしてくれていることはわかっているので、
やってもらったことに関しては、文句を言わないようにしています。
やり方が全く違う場合は教えますが、基本的には毎日やっていれば上達するので、
たとえ時間がかかっていても、取り上げずに見守るようにしています。
家事で子どものお手伝い、これからやってもらいたいことは?
洗濯物をたたむことと、ハンディーモップは子供がお手伝いしてくれますが、
わが家は洗濯物の約90%くらいは洗濯機で乾燥までして乾かせてしまいます。
残りの10%のもの、例えば手洗いやシワになりやすいものは、まとめて手洗いや、
乾燥をさせずにハンガー干しにしているんですね。
さすがに娘には手洗いやハンガー干しの判断までさせるのは難しいですが、
洗濯機の使い方はコツさえわかれば簡単なことなので、子供がもう少し大きくなったら
洗濯物の仕分けだけ私がやって、あとは娘にお手伝いしてもらおうかなと思っています。
掃除機はメインをロボット掃除機を夜に動かしていているので、
ロボット掃除機では掃除できないトイレや廊下、脱衣所は娘がハンディモップで
掃除をするお手伝いにも慣れてきて、本当に助かっています。
また娘は料理にも興味があるようなので、少しずつお手伝いをしてもらって
できることから覚えていってもらいたいなとも思っています。
そもそも家事って
家事といえば、料理・掃除・洗濯が思い浮かぶと思いますが、
実際の家事はもっと細かく、もっと面倒くさく、もっと量がありますよね。
最近では「名前のない家事」という言葉がでてきて、家事の大変さが
みんなもわかるようになってきているのかな、と思います。
3歳から家事のお手伝いをしてくれている上の娘は、嫌がることなく
今では当たり前のようにお手伝いをしてくれます。
それを見ている下の娘も、最近はハンカチなどの洗濯物を、
見よう見まねで、お姉ちゃんと一緒にたたむ仕草をしています。
やはりお姉ちゃんの影響って大きいものなんですね。
まだ下の子は小さいので、これといってできるお手伝いはありませんが
どんどん家事に関わらせていきたいと思っています。
家事の基本は、できることを、できる人が、無理をせずにやることなので、
家族みんなでイヤイヤ家事をするのではなく、楽みながら分担していきたいですね。