台風ではベランダの物干し竿は下ろす?結束バンドの固定ではダメ?

雨の物干し竿生活
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夏から秋といえば台風がやってくるシーズンですね。

ベランダの強風で飛びそうなものを片付けておくのはもちろんですが、洗濯物を干すときに使う「物干し竿」はどうしておくか悩ましいところですね。

そのまま放っておいても飛んでいくようなことはないのでしょうか?

台風のときに物干し竿をどうしておくのがいいのでしょうか?

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台風のときはベランダの物干し竿は下ろす?

マンションの物干し掛けと物干し竿

洗濯物を干していて、洗濯物が強風にあおられて物干し竿から外れてしまった、という経験があるかもしれません。

でも台風の強風は、そんな普段の強風とは格段にレベルが違います。

洗濯物ではなく、物干し竿そのものが飛んでいくこともあるんです。

台風のときは、物干し竿は物干し台から下ろしておきましょう。

窓に当たると、最悪の場合には竿がガラスを割ってしまうこともあります。

風で飛んだ物干し竿が、自宅ではなく隣家などのガラスを割ってしまったり、マンションの共用施設を傷つけてしまうと、損害賠償の問題も出てきますね。

これが車でなく、人に向かって落ちてきていたら・・・想像しただけでも恐ろしいですよね。。。こんなことにならないよう、台風のときは必ず竿を物干し台から下ろすことが重要です。

では、物干し竿は物干し台から下ろして、どのように保管するのがいいのでしょうか?

いちばん確実な方法は「室内に入れておく」ことです。

そうしておけば、絶対に外に飛び出すことはありません。最近の物干し竿は伸縮式で伸び縮みするものや、連結して延長するタイプが多いので短くしておけば、それほど室内でも保管場所に困るということはないでしょう。

どうしても室内で保管ができない場合には、物干し台から下ろしてコンクリートの、なるべく風の影響を受けない位置に、建物に密着するように置きます。そしてしっかりと固定しておくか、重量物を乗せて押さえておきましょう。

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台風のときの物干し竿は結束バンドで固定してもいい?

結束バンド

台風のときでも物干し竿を物干し台から外さずに、結束バンドで固定したままのケースを見かけますが、それだけで台風の強風に耐えられるかはわかりません。

毎年、結束バンドを付け替えているのなら、それなりの強度はあるでしょうが何年間も結んだままになっている結束バンドなら、ほぼ劣化しています。

もし結束バンドが劣化していることに気付かないと、こんなことになります。

また結束バンドをきっちりと留めていないと、こんなことも起こります。

https://twitter.com/sui_kp/status/1036839691423608833

これでは物干し竿を固定していないのと同じですよね。

逆に「結束バンドが役に立った」という声もありましたが、あくまでそれは普段の強風対策や応急措置に過ぎません。結局「結束バンドの強度が強いか、台風の風の力が強いか」ということになるので「台風のときは物干し竿は物干し台から下ろすもの」と考えておくほうが安全です。

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台風のときは物干し台ごと飛ばされることも

そもそも台風の勢力が強いと竿だけでなく、物干し台でさえ倒れて落下する危険があります。

いくら物干し竿を物干し台に固定させたところで、物干し台ごと飛ばされてしまっては危険度はさらに高くなりますよね。

https://twitter.com/suzuki__takashi/status/1046658082607063040

このようにマンションで物干し台を固定するのは、なかなか難しいものなので物干し台は、倒して寝かせておくのが一番の対策になるんです。

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まとめ

マンション越しに見える台風の大波

もし物干し竿を物干し台から下ろしていないと、いくら自宅のものを飛ばないように固定していても、外部から飛んできたものが物干し竿に絡まってしまい、折れた竿がガラスを突き破ってくることもあります。

雨戸があればガラスの飛散は防止できるので、強風が吹いてきたら昼間でも雨戸は締めておきましょう。

窓に雨戸がないときの台風対策はこちら

また自分では取り込んだつもりでいた洗濯物が、そのまま取り込み忘れて物干し竿にかかったままになっていたりすることも、あり得ないことではありませんので、物干し竿は物干し台から下ろして、室内で保管をするようにしましょう。

やむを得ず物干し竿を室内で保管できない場合には、なるべく風の影響のない場所で建物に密着させるようにして、くれぐれも飛んでいかないようにしておきましょう。

屋外の台風の準備に「絶対に大丈夫」というものは存在しません。

物干し台のような重いものでも、台風の強風で飛んでしまうこともあります。

また台風の強風の中では、何か起きても外には出ることができないので、気になるものは全て室内で保管しておくのが確実です。

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