敬老の日が近づくと、孫がいれば必ずプレゼントを贈らなければ
ならないものなのでしょうか?
確かに自分に子供、つまり孫ができると、自分の親や夫の親は
必然的に「おじいちゃん」「おばあちゃん」になるのですが、
早い人だと40代で孫がいる人もいますよね。
そんな若い「おじいちゃん」「おばあちゃん」へ、敬老の日に
特別にプレゼントを贈っていいものかどうか悩んでしまいますよね。
敬老の日にプレゼントは贈るべき?
年齢が40代や50代なら孫がいたとしても、敬老の日にプレゼントを
贈るのは避けたほうがいいです。
孫がいても40代や50代なら、現役バリバリで働いておられる年齢で、
たとえ敬老の日だからと言って、老人扱いされてしまうのは、
いい気はしないですよね。
これではせっかくプレゼントを贈っても、喜んでもらうどころか、
かえって気を悪くされてしまいます。
贈った自分も「なにを贈ろうかと一所懸命に考えたのに…」と
不満が残り、最悪の場合は親子関係に溝ができてしまいます。
孫からプレゼントを贈る日は、敬老の日だけではありません。
誕生日、バレンタイン、ホワイトデー、クリスマスなど、ほかにも
たくさんの機会がありますよね。
孫からではなく、自分から贈り物をするのなら、父の日や母の日も
あるので「敬老の日だから…」と特にこだわる必要はありませんよ。
本当に嬉しいのは孫に会うこと
若くても「おじいちゃん」「おばあちゃん」には違いないので、
やっぱり孫はかわいいものです。
現在の「敬老の日」は昔の9月15日ではなく、ハッピーマンデーで
9月の第2月曜日に代わっていますので、連休になりますよね。
そこで「敬老の日だから」ということではなく「三連休だから」と
孫を連れて帰省してみてはどうでしょうか?
もし「敬老の日だから来たんだな」と少し思われたとしても、
孫に会えれば、そんな小さな不満なんて「どうでもいいこと」に
なってしまいますよ。
さすがに手ぶらで行くわけにはいきませんので、ケーキでも買って
「みんなで食べようと思って持ってきた」と渡しておけば、
それだけで充分です。
くれぐれも「敬老の日」を意識させないものを持っていくと
いうところに気をつけましょう。
もし孫に会えないときは?
遠方に住んでいて、3日の休みだけでは帰省できないときには、
お盆休みや夏休みに帰省した時に、みんなで写真を撮っておきましょう。
また子供の保育園や幼稚園の制服姿は、おじいちゃんやおばあちゃんは
普段は見る機会がないので、それも写真に撮ってもいいかもしれません。
その写真をフォトフレームに入れて、おじいちゃんとおばあちゃんに
贈ってあげると、既製品のお菓子や服なんかを贈るよりも、
ずっと喜んでもらえますよ。
もし子供が字を書くのを嫌がらなければ、
「夏休みにおじいちゃんとおばあちゃんの家で遊んで楽しかった」や
9月に入ってからの近況(運動会やお遊戯会の練習を頑張っている)
などを書いた手紙を同封するのもいいでしょう。
もし子供が保育園や幼稚園で、敬老の日をテーマに描いた
「おじいちゃんとおばあちゃんの絵」があれば一緒に送ってもいいのですが
- 夫と自分の実家に送れるよう2枚あること
- 絵に「おじいちゃん」と「おばあちゃん」の2人とも描いてあること
なら問題ありませんが、どちらかを満たしていなければ気分を害されて
逆効果になりかねませんので、「子供の成長記録」として
自宅に保管しておく方がいいでしょう。
敬老の日のまとめ
最近は60歳を超えても、まだまだ現役で仕事をしている人も多いので
「敬老の日」だからといって、全ての「一定の年齢になる=老人」
という図式すら成り立たなくなってきています。
まして40代や50代で孫がいるということだけで「敬老の日のお祝い」
をされると正直、気分は良くありません。
ただ年齢に関係なく共通しているのは「孫はかわいい」ということです。
一番いいのは孫を連れて帰省するということですが、遠方ではなかなか
そうもいきません。そんな時には写真を送ったり、もしスマホなどが
使えるのなら動画を送ってもいいですよ。
敬老の日に限ったことではありませんが、相手にプレゼントを贈る時は
価格や商品そのものではなく、相手が何を喜んでくれるだろうかと考える
「気持ち」がいちばん重要なことなんですよ。