まさかに備えて台風の時はベランダの鉢植えを片付けよう!

倒れた植木生活
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台風が近づいてくると、マンションのベランダに置いてある鉢植えが気になりますよね。

特に引っ越してきて初めての台風なら、どの程度の強風が吹くのか見当がつきません。

(もっともこれは台風の進路や勢力でも大きく変わることなのですが)

では、ベランダに置いてある鉢植えはどのようにすればいいのでしょうか?

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台風でのベランダの鉢植え

台風のときは、ベランダの鉢植えは室内に入れるのが原則です。

https://twitter.com/takupinpon9191/status/1036852798086733824

このようにベランダの鉢植えが窓ガラスを突き破ってしまったり、台風の強風によって、

鉢が倒れたり、転がったりして割れてしまい、その割れた鉢がベランダから強風で落下すると、

とても危険です。

このように停電している夜間なら、暗くて落下してくるものは見えません。

そのためにも鉢植えは家の中に入れておきましょう。

取り込んだ鉢植えはどうやって置く?

室内の植木

まずは鉢植えを取り入れる前に、鉢や鉢受け皿についている泥などを洗い流すか、

拭き取って部屋に入れるときに汚さないようにしましょう。

そして室内に置くときには、まず段ボール(または新聞紙でも構いません)を敷いた上に、

水を通さないビニール製のレジャーシート(なければゴミ袋でも構いません)を掛け、

その上に鉢植えを置くと、床を濡らすことがなくなるのでいいですよ。

水分が多い植物なら、ビニールシートの上に、さらに雑巾を敷いておくのもいいでしょう。

取り込んだ鉢植えはどこに置く?

フローリングの部屋

もし部屋の床が汚れても、拭き取ることができるフローリングやクッションフロアの部屋が最適です。

同じ洋間でも、カーペット敷きの部屋や、和室は汚れたときにシミになるので、避けましょう。

風呂場なら汚れても大丈夫なように思えますが、実は鉢植えを置くには適していない場所なんです。

もし風呂場に鉢植えを置いてしまうと、台風が過ぎ去るまで風呂に入れないばかりか、断水に備えて

バスタブに水を貯めていても、いざというときに鉢植えが邪魔になり、汲み出せませんよね。

さらに鉢植えを倒してしまうと、鉢植えの土が排水管を詰まらせる原因にもなりかねません。

https://twitter.com/wadakensuke/status/621666210803888128

もちろんこのように「洗濯物を干す」ということもできなくなってしまいます。

また玄関も、緊急時に避難できなくなってしまうので置いてはダメです。

重くて取り込めない鉢植えは?

大きい鉢植え

大きいものや、背の高い鉢植えは部屋に入れるのが困難です。

そのようなものは、屋外でなるべく風の影響を受けない場所に1か所にまとめ、強風でも動かないよう

ロープなどで固く縛って動かないように固定しておきましょう。

ただし隣家との仕切りとなるパネルの前に置いてはいけません。

あくまで隣家との仕切りパネルは緊急時に脱出するための通路なので、風よけになるからといって

仕切りパネルの前に物を置くのは厳禁です。

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台風でのベランダは園芸用具も忘れずに

園芸用スコップ

台風ではベランダの鉢植えを片付けるだけでは十分とはいえません。

他の園芸用品も全て家の中に入れておきましょう。

特に「剪定はさみ」や「スコップ」などは金属製なので強風で落下させてしまうと

非常に危険で、もし人や物に当たってしまうと、重大な事故になってしまいます。

くれぐれも台風の強風では「小さいものだから」という油断は禁物です。

また植木鉢の鉢底石も強風で飛んでいくと、簡単にガラスを割ったり、物を壊すぐらいの威力になるので、

使っていない鉢底石も、必ず片付けておきましょう。

ただ「大きくて重いものだから安心」というわけでもありません。

スノコ板や人工芝マットなど「こんなものが?」というほどの、かなり重量のあるものでも、台風の強風に

あおられると簡単に吹き飛んでいってしまいます。

https://twitter.com/Meo42170993/status/1046534165162647552

飛ばされてしまうと硬いもの、重いものほど物や人に当たった時の衝撃は大きくなります。

台風の時にベランダには、なにも物を置いておかないのがいちばんの対策です。

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ベランダの鉢植えを片付けたあとは

大雨

台風でベランダの鉢植えなどを部屋に入れ「これ以上飛ぶものはない」と安心してはいけません。

というのは、台風は風だけではなく、大雨への対策も必要だからです。

もし、ベランダの排水口が詰まったままになっていると、ベランダから雨水の排水ができず、

自宅だけでなく隣家まで浸水してしまわないとも限りません。

特にベランダでガーデニングをしていると、気付かないうちに落ち葉やゴミなどが落ちて、排水口が

普段から詰まりやすくなっています。

台風が近づいてきたら、必ずベランダを掃除して排水口が詰まっていないか点検をしておきましょう。

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台風でのベランダの鉢植えのまとめ

ベランダの鉢植え

台風の時はベランダの鉢植えを部屋に入れることが必要です。

もし部屋に入れるのが難しい鉢植えは、転がって鉢が割れないように固定しておきましょう。

また園芸用品も大きさや重さに関係なく部屋に入れておかないと強風で飛んでいくことがあります。

台風への対策は強風が吹いてきたり、雨が降り出してからでは不完全になったままになるので遅いです。

天気予報などで台風が近づいてきそうなときには、なるべく早めの対策をとるよう心がけましょう。

 

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